お知らせ
情報発信日:2024年4月17日
NPO法人国際医科学研究会 第24回 ハイブリッド(現地+オンライン)フォーラムを開催いたしました
再生医療とオートファジーの現状と未来
- 日時
- 2024年6月23日(日)14:00~17:10
- 会場案内
- AP日本橋 Cルーム アクセス
東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント6F
■電車をご利用の場合
・東京メトロ銀座線 日本橋駅B1出口 徒歩2分
・JR 東京駅 八重洲中央口 徒歩5分 - 参加形式
- ハイブリッド開催(現地参加+オンライン参加)
- 参加費
- 事前入金 会員 1,000円 非会員 2,000円
- 当日支払 会員 2,000円 非会員 3,000円
- ※事前入金は2024年6月19日(水)までとさせて頂きます。その日以降にお支払いの場合には、当日支払いの金額が適用されますのでご注意ください。
※会員申込みは無料です。ご希望の方は申込みの会員登録希望に☑をしてください。
※Web参加の場合は事前振込のみになります。 - 後援
- 株式会社 日本生物製剤
プログラム
14:00~14:10 | 理事長挨拶 | 吉川敏一 先生 |
代表世話人挨拶 | 上符正志 先生 | |
14:10~14:55 | 講演1 | 「オートファジー:疾患と老化に対抗する細胞の守護者」 吉森 保 先生(大阪大学大学院医学系研究科 保健学専攻 総合ヘルスプロモーション科学講座 特任教授) オートファジーとは、細胞内膜構造オートファゴソームによって細胞質の物質や構造を囲い込み、リソソームで分解・リサイクルする細胞機能である。1993年の大隅良典博士によるオートファジー関連遺伝子の発見がブレイクスルーとなり、近年爆発的に理解が進んだ。演者は大隅博士と共に黎明期から分野を牽引しその発展に貢献してきた。オートファジーが細胞の恒常性維持に不可欠で多数の疾患を抑制する重要機能であることが判明してきたことで、 大隅博士は2016年ノーベル医学生理学賞を受賞した。 加齢によりオートファジーが低下することが知られていたが、我々は最近その原因を突き止め、原因除去でオートファジーを活性化すると実験動物の寿命が伸び、 パーキンソン病や腎症など様々な加齢性疾患が抑えられた。オートファジーは、超高齢社会における喫緊の課題である健康寿命の延伸を実現するためのターゲットとなりえる。 |
14:55~15:40 | 講演2 | 「再生医療:細胞能力を利活用した医療と生物医学のためのバイオテクノロジー」 田畑泰彦 先生(京都大学大学院医学研究科 形成外科学 特任教授) 再生医療とは、細胞の増殖。分化能力を利活用した医療である。能力を高めることで自然治癒力を介した医療が可能となる。能力の高い細胞を用いることで生物医学研究はさらに進む。本講演では、再生医療を実現するためのバイオテクノロジーの重要性と必要性について議論したい。 |
15:40~16:00 | 休憩 | |
16:00~17:00 | 特別講演 | 「再生医療のNEXT Stage」 澤 芳樹 先生(大阪大学大学院医学系研究科 未来医療学寄附講座 特任教授) iPS細胞由来心筋細胞を用いた心筋再生治療の開発は10 年を経過しPOCの証明や規制科学研究等の成果は得られ、2020年より大阪大学を中心に多施設で医師主導治験が実施され、予定の8例の治験が終了し、全例順調に経過している。阪大発ベンチャーである、㈱クオリプスに技術移転も終了し世界初iPS細胞由来心筋再生治療製品の市販が期待される。 |
17:00~17:10 | 弊会の辞 |
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※プログラムおよびスケジュールは予告なく変更となる場合がございます。
Web参加方法
WebによるセミナーにはZoomを使用します。ご参加いただく前に、事前にご準備をお願いいたします。
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